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飲み会に行きたくないを克服する方法を説明致します!
社会人の方で、飲み会に対して悩む人が意外と多い事を最近知りました。
あるいは、新卒でこれから入社する方にとっては、まずは最初に直面する社会問題かもしれませんね。
私は、昔は本当に飲み会が嫌いで、しかし断る勇気もなく、本気で悩みました。
しかし、今ではその悩みを克服し、しょっちゅう幹事を任せられる存在になりました。
最近は、「忘年会スルー」という言葉が流行ったり、新卒が歓迎会を断ったとか、飲み会に誘っただけでパワハラ扱いされたとか、飲み会に関してそういったネガティブな話題が多いですね。
嫌な事は断っても良い。古臭い縦社会が崩壊しつつある事は、素晴らしい時代だと思います。
しかし、私は考えました。
こんな時代だからこそ、飲み会に対して積極的に取り組む事で、大きなメリットを得る事が出来るのではないか!?
飲み会嫌いを克服する方法は、「飲み会のメリットを知る事」しかありません。
私の記事が、あなたの「飲み会マスター」への道の第一歩になれば、幸いです。

ずぇんぜんまだまだ飲めるぉーー!!
お、お、オロオロオロオロオロオロオロォォ!!!(嘔吐音リアルVer.)

だ、大丈夫かコイツ…!?
おい、誰か介抱してやれよ!!(※自分は決して動かないヤツ)
はじめに。飲み会について、私が思う事
最近は、一昔前のようにイッキ飲みコールや無理矢理飲ませる無茶な飲み会は減ったと思います。
学生さんや20代前半の方には信じられないかもしれませんが、ほんの10年位前まで、イッキコールで無理矢理新入社員がジョッキを何杯も飲まされる事は、よくある事でした。
飲み会に行きたくなくても、飲みたくなくても、断る術がなかったのです。
私は缶ビール半分で顔が赤くなってしまう程、お酒は弱い方ですが、瓶ビール2本一気飲みした事もあります。
死んでもおかしくないですね。私よりもっと飲んでる奴もいました。
飲み会とは、嫌々ながら、行くしかない。私にとって、飲み会は苦行でした。

しかし時代が変わって、パワハラやアルコールハラスメントが社会問題になり、年功序列もなくなってきた今の世の中、流石にイッキコールは無くなり、飲み会に行かないという選択肢も選べるようになりました。
忘年会スルー、歓迎会拒否…飲み会嫌いの本音がSNSで話題に。
会社に所属する以上は、「飲み会」は避けて通れないイベントです。
しかし、2019年末には「忘年会スルー」という言葉がSNSで流行り、飲み会に行きたくないという意見が多くの共感を集めました。
新人歓迎会を平気で断るという、モンスター新卒社員が話題になったりもしました。

嫌いな理由は、大まかな意見として「気疲れする」「楽しくない」「お金が勿体ない」といったところ。
行くのは良いけど「残業代を出して欲しい」という意見もありました。
特に最近の若い世代は、貯蓄志向ですしオンオフをハッキリしたがります。
「なんで仕事が終わった後も、高いお金払ってまで上司と仕事の話せなあかんねん」
というのが本音のようです。
私も彼らの意見は痛いほどわかりました。
特に最近、飲み会の強要=パワハラという風潮もあり、誘う方も誘いづらいし、嫌なら断っても問題ないという空気になったのは、素晴らしい事と思います。
しかし…。
あなたがキャリアアップを目指すのであれば、素晴らしい出会いを求めるのであれば…。
円滑な人間関係の中で、ストレスフリーの生活を送りたいのであれば…。
やはり、飲み会は避けては通れません!!
多くの日本の会社はまだまだ村社会であり、縦社会です。
上司のおじさん達は、日々のストレスで飲まないとやってられない心境です。

例えばですが、こんな例で考えてみて下さい。
あなたが課長で、新卒が2人入ってきました。どんなヤツかというと、
①仕事の要領は悪いが、飲みの誘いは断らないしノリが良く、自分の話をよく聞いてくれる。
②仕事は申し分ないが、飲み会は必ず断るし、いつも不愛想で何を考えてるかわからない。

建前抜きで、あなたが可愛いと思うのはどちらでしょうか?建前抜きですよ?
そして、後者はなかなか出世が難しいのが日本の現実です。
もっと極端な例え話をすると…。
辺境の営業所に急遽欠員が一人出ました。必ず一人行かせないといけません。
どちらを選びますか?
他にも、人選を迫られる瞬間って、日常的に結構あるのではないでしょうか?
「責任の大きいプロジェクトメンバー」「チャンス大の取引先の次期担当」etc…
誰か一人しか選べない状況だとしたら。
本音は、皆から可愛がられてるヤツの方が良いですよね。
ここで勘違いしないで欲しいのは、
上司や目上の人に、媚びを売れと言ってるワケではありません。
上司だって人間、そしてビジネスで最も大事なのは信頼関係、それは上司と部下の関係だって同じ事。
飲み会というコミュニケーションツールを使って、上司や仲間の信頼を得る事って、結構大事ではないですか?
別に飲み会以外でも、人との繋がりを深める手段は幾らでもあると思います。
あるいは、あなたが誰よりも仕事が出来て、お金も持ってて、勝手に周りに人が集まってくるカリスマであれば、問題ないと思います。
私のようにカリスマ性がなく、アニメ鑑賞が趣味という人間には、上司とのコネクションを作ったり、この歳になって友達を作ったりする事は、なかなか難しいし、そもそも機会(チャンス)がありません。
飲み会というツールは、うまく利用すれば非常に便利なのです。
とはいえ、飲み会は今も好きではありません。しかし、嫌いではなくなりました。
そもそも、なぜ多くの若者が飲み会に行きたくないのか?

まぁ、言いたい事はわかるよ。
でも、行きたくないモンは行きたくないんだよ!
確かにそうです。そもそもなぜ、行きたくないのか?
Twitterやネット掲示板で、飲み会嫌いの意見を集めてみました。
飲み会と一口に言っても、会社やサークル、合コンなど色々な飲み会がありますが、やはり「会社の飲み会が嫌い」という人が多数でした。
ここでは、会社の飲み会にフォーカスして、意見をまとめてみました。
飲み会「嫌い派」の意見
- 時間の無駄としか思えない。Time is Money。
- そもそもお金がない。奢りでも行きたくないのに、自腹とか地獄。
- そもそもお酒が飲めない。飲みたくもない。
- 飲み会特有のあの雰囲気が嫌い。家でゲームしてた方が楽しい。
- 何が楽しいか理解できない。
- なんでプライベートの時間まで上司の説教を聞かないかんのだ。
- なんでプライベートの時間まで上司の武勇伝を聞かないかんのだ。
- 話題が尽きれば、いつの間にか会社やその場にいない人の愚痴大会になってる。気分が悪い。
- 「無礼講」=上司に対して、常に礼儀や言動に細心の注意を払え!
- なぜお酌せなあかんのか。自分で注げない赤ちゃんか?
- 仕事終わっても仕事の話するなら、残業代出せや!
- 一刻も早く帰りたいのに、酔い潰れた奴の介抱を擦り付けられた。そのまま〇ね。
- 「二次会行く人~!?」と言うヤツに殺意を覚える。
すみません、どんどん毒舌になっていきましたので、このあたりで止めておきます。
昔は、こんな意見を言えなかったですが、SNSが普及し、飲み会嫌いと声高に言える時代になった気がしますね。
元々、私も飲み会嫌いでしたので、これらの意見はよくわかります。
というか、飲み会マスターとか自称している今でも、これらのネガティブな感情は失っていません。
酒癖の悪いヤツを介抱して、自腹で家までタクシーで送った上で悪口を言われた時、この世の不条理を感じました。

しかし、最近の若い奴は飲み会が嫌いだ、パワハラになるから迂闊に誘いも出来ない…という風潮の中だからこそ、飲み会との付き合い方を知る事は、価値が大きいと思うのです。
前置きが長くなりましたが、ここから先は「飲み会に参加するメリット」と「飲み会マスターになるためのコツ」を伝授して参ります!
飲み会マスターになるメリットとは何なのか?コツも伝授します!
メリット①人脈が拡がる(キリッ)

はぁ、、言うと思ったよ。。
ありきたり過ぎて反吐が出るわ!!
そうですね。
私も新卒の時に上司に「お酒の場は人脈を拡げるチャンスだから、積極的にお酌しに行けよ」とドヤ顔で言われた事があります。嫌で嫌で仕方なかったです。
しかし、別にお酌はしなくて良いと思いますが、人脈を拡げるチャンスというのは間違いないと思います。
例えば、他部署の人だったり、例えば同じ営業部の中でも業務連絡以外で喋った事ないという人は案外いると思います。
そういった人と喋る機会が生まれるのは、飲み会ぐらいじゃないでしょうか?
職場やコミュニティ内で、挨拶と少し雑談をする程度という浅い関係でも、人脈を拡げる事は大きなメリットです。
仕事をしていると、ちょっとした頼み事というのは案外多いです。
知り合いと他人とでは、ハードルの高さが大いに違います。
「〇〇のデータをまとめて頂けませんか?」みたいな頼み事があった時、
知り合いであれば「しゃーないな、オッケー!」で済みますが、
他人だと「上司をCCに入れてメールで依頼下さい」とか「他を当たって下さい」とか、面倒がられたり、たらい回しにされたり、断られてしまうかもしれません。
大体、こういった時は依頼する方が急いでいるので、「すみません明日までに下さい」とかいうと、高い確率で嫌悪感を露わにされるでしょうし、部署間でのトラブルになる場合もあります。
後で「営業の〇〇さん、自分の事しか考えてないよね」とか、陰口を言われるかもしれませんね。
しかし、その部署に一人でも知り合いがいれば、フォローしてくれる可能性は高いです。
実は、広く浅い人脈を作っていく事は、自分が「気持ち良く」「効率的に仕事が出来る」環境作りに繋がってきます。
日本は実力社会になりつつあるとはいえ、会社では仕事の才能よりコミュニケーション力が最も重視されるのが現実です。
飲み会=自分が後で楽するための投資
という価値観に変えてみて下さい。
参加費の3,500円位、安いモノではないでしょうか?

でも、知らない人に喋りかけるのは勇気がいるよなー。コミュ障だし。
メリット②飲み会を100%楽しみながら、自分の評価が上がる。
お酒の力を借りて、ありのままのあなたを出してみてください。
本音でトークすれば、お互いに普段と違う素の一面を見れて、仲良くなれますよ!(笑顔)
…なんて綺麗事、言うつもりは一切ありません!!
こんな記事をここまで読んで下さっているという事は、あなたは本当に飲み会が嫌いな方だと思います。
少なくとも、コミュニケーションに多少の苦手意識はある筈です。
私のアドバイスは一つ。
飲み会用のあなたを作って下さい!!
言い方を変えます。徹頭徹尾、「飲み会マスター」である自分を演じましょうという事です。
自分が酔い潰れたら意味がないので、出来る限り飲んでいるフリもしましょう。
イッキ飲みは厳禁です、チビチビゆっくり飲みましょう。常に頭は冷静な状態をキープです。
飲み会用のあなたは、実は根は明るくて、自分の話ではなく人の話に耳を傾ける、気配り上手な意外と良いヤツです!!

社会に無礼講などありません、断言します。
会社やコミュニティで参加者全員が100%楽しめる飲み会など、まず有り得ません。
真に楽しい飲み会とは、上下関係がなく、心から本当に気が合い、同じ夢や志を持つ仲間とでしか成り立ちません。
そういった貴重な飲み会は、残念ながら希ですよね。
部長の無礼講という言葉を鵜呑みにして、「いやいや部長、ハゲてますやん!(笑)」という危険なツッコミをして、その場ではやや笑いを取るも、次の日から職場で変な感じになって、出世コースから(恐らく)外れたヤツを見た事があります。
お酒の場の記憶なんて、大体は翌日に忘れてしまうモノですが、「嫌な印象」だけはよほど飲み潰れない限り、鮮明に残るモノです。
よって、目上の人が参加するお酒の場で、気を抜いて良い場面なんてありません。
勿論、ある程度の冗談やグレーなユーモアはあっても良いかもしれません。
ここで大事なのは、容姿や人格の悪口だったり、タブーに触れない事です。つまり、失言ですね。
そこさえ気を付ければ、飲み会は笑いが起きやすい場でもあるので、少しのミスや失敗は、大抵は誰かが笑いに変えてくれます。
飲み会用のあなたは、空気が読めて、余計な事は言わない、ちょっと面白い事を言うヤツなのです!!
お酒の場は、人間の素の部分が出る…と錯覚している人が多いため、普段と少し違うあなたを見た相手は、
「意外と面白い!」「実は良いヤツ」と過剰評価の心理的バイアスがかかります。
最近の若者は、飲み会ダリぃ…というオーラが漏れちゃってる奴の方が多いです。
どうせ、「飲み会に行きたくない」と思っていても、職場で嫌われたくないし、空気を読んで「参加します」って言っちゃうワケですから。
飲み会マスターに、俺はなる!!
という位の気合いを持った方が、自分も楽だし、人脈も拡がるし、上司の評価も鰻上り。
「飲み会嫌い」と「飲み会マスター」、圧倒的な差が生まれます。
ほら、飲み会って何だか良い事ばかりのような気がしてきませんか?
演じろと最初に言いましたが、ネガティブな文脈ではありません。
実際に人脈は拡がりますし、飲み会という非日常の雰囲気は、なんだかんだ楽しいモノです。
飲み会マスターになれば、どんな飲み会でも自分は100%楽しめるようになります!

なるほど、要は「実は陽キャラな自分を演じる」作戦だね!
とはいえ、どんな事を話せばいいかわからないよ…。
メリット③トーク力とコミュ力Up!飲み会マスター直伝トークのコツ!
飲み会の話題と言えば、こんな感じでしょうか?
仕事の話、趣味の話、過去の話、家庭の話、人間関係の話、会社の愚痴など。
基本的に場の話題というのは流動的ですし、話題に関してはこれといった正解はありません。
どちらかというと、NGな話題に気を付けておいた方が良いです。
飲み会マスター的NG話題集
①下ネタ・エロトーク
これは、誰もが思いついたと思いますが、お酒が入ると男性はついやってしまいがちです。
直接的な表現は勿論NGですが、「SかMどっち?」みたいな話題は、結構ありがちではないでしょうか?
この質問、文脈によってかなりニュアンスが変わるので難しいのですが。
ちょっとエロい文脈であれば、相手によっては盛り上がる場合もありますが、男性は想像が膨らみ楽しいですが、不快に思うというか、どう答えていいか困る女性も多いです。
相手と空気をしっかり読んでからです、序盤ではNGですね。
特に、最近の女性も会社もコンプライアンスに敏感ですので、チクられたら一発で懲戒解雇も有り得ます。
下ネタ・エロトークは封印した方が良いし、飲み会マスター的には下ネタによる低俗な笑いは「邪道」です。
誰もが笑える爽やかなトークを常に心掛けましょう。
②武勇伝を語る
これもやってしまいがち。
武勇伝を語っていいのは、オリエンタルラジオだけです。

例えば、昔はモテたとか、ヤンチャだったとか、自分語りばかりする人。
ここでは深く話しませんが、過去の自分の栄光を語る事は、今の自分に自信がない弱い心の現れであり、同じ武勇伝を何度も話す人はかなり重症です。
慈愛と哀れみの心を持って、右から左へ聞いてあげて下さい。
無論、飲み会マスターを目指すあなた自身は、絶対に武勇伝を語らないで下さい。
飲み会マスターとは、明るく「失敗談」を語れる人間味のあるヤツです。
③会社の愚痴・人の陰口
これもやってしまいがちですね。下手すると、飲み会の話題、ほぼ愚痴だったとか。
正直、愚痴はその場は盛り上がったりしますし、話した本人はスッキリします。
個人的に、愚痴を吐いても何も変わらないし、生産性の欠片もないので嫌いですが。。
実は、避ける話題でもないかなと正直思っています。(これだけ美学を語っておいて何ですが)
一時的に盛り上がるし、妙な一体感が生まれる事もあります。
ただ、自分から愚痴の話題を振る事だけは、絶対に避けて下さい!
上でも少し触れましたが、飲み会後は下らない話はほぼ忘れますが、ネガティブな印象だけは残ります。
あなたが会社や同僚に不満を抱いているという印象を与える事は、あなたのメリットになりません。
人の陰口を率先して言う人に対して、この人は居ない人の悪口を言う人なのかな?自分も言われてるのかな?
と深層心理で感じるので、いつの間にか信頼を失います。
愚痴トークになった場合は、相槌を打つだけで良いです。

下手にフォローする必要は、リスクも生むし愚痴を言っている相手のはつげんを否定する事にもなります。
飲み会マスターは、正義の味方ですが、正義感を表に出す事はありません。
「そうそう、俺もそう思う!てか、終わってるよなー!」みたいに、同調した上で、相手が喋ってるところに被せにいくのは、サイアクです。(とはいえこういうヤツ、少なくないですよね)
④恋愛・結婚トーク
特に結婚の話題は、女性にとっては最もピリピリする、ナイーブな話題です。
「いつ結婚するの?」「まだ結婚しないの?」意外とよく聞くワードですね。
特に年配者は親心も込みで何気なく聞いてしまうのでしょうが、女性からすれば「余計なお世話」だし、結婚に対する価値観が多様化している今、避けるべき話題です。
あと、「彼氏いるの?」という質問は、つい最初に聞いてしまいがちですが、時と場に気を付けて下さい。
そもそも、男性に問いたいのですが、それらの質問を全員にしていますか?
ビジュアルが可愛い子にしかしないですよね?女の子にとっては、最も不快なのがコレです。
可愛い子も気まずいし、聞かれなかった子も普通に傷付きます。
実は、恋愛ネタは悪い事ではなくて、十分な温度が作れたら「彼氏いるの?」位の質問は、本当は問題ではないのです。
プライベートに踏み込まない程度のライトな恋バナは、盛り上がりやすいネタでもあります。
飲み会マスターは「レディーファースト」ではありません。
「オールレディーファースト」を心掛けましょう。
以上を踏まえた上で、飲み会トークのコツ!
まず大事なのは「飲み会マスター」は必ず「聞き手」に回って下さい。
一切喋るなという事ではありません。
常に「聞き手」である事を心掛け、自分の話はあまりしません。
イメージとしては、「8対2」位の割合です。
上記の通り、NGな話題を口にする事もありません。
聞き手にまわる理由は、喋っている人を気持ち良くする事が出来るからです。
飲み会に参加した時、大きく二つの人間に分類されます。
話し手と聞き手です。
最も個性が出る部分ですね。
勿論、自分が「明石家さんまさん」みたいに、面白い話を喋り続けて場を盛り上げられたら素晴らしい事です。
しかし、面白い話をする事は難しいです。
冷静に飲み会の場を分析すると、意外と喋ってない人が多い事に気付きます。
自分の思っている事を喋る事は気持ちが良い事です。
それが武勇伝だったり、説教じみた話だったり、面白くない話だったとしても、相手は気持ち良いのです。
話し手は気持ち良いけど、聞き手は疲れていきます。
この温度差が飲み会を楽しめない根本的な原因だと私は思っています。
しかし、ここはあえて聞き手にまわりましょう。
話し手は損する事はありますが、聞き手は損する事はまずありません。
トーク力に自信がない上で、わざわざリスクを犯す必要はありません。
とはいえ、聞いてるだけでは面白みのない人間と思われるし、存在感がなくなってしまいます。
「アイツいたっけ?」みたいな感じになると、これはこれで最悪です。
飲み会に参加するメリットがなくなってしまいますね。
聞き手にまわるのにも、コツがあります。
次では、相槌の打ち方と、もう一つ大切な場まわしのコツについて、解説していきます。
相槌と場まわしのコツ
相槌のコツは、相手の話を要約して最後に質問!
これだけです。
実は、誰もが知るトークの天才「明石家さんまさん」が多用している方法なんです。
誰かに話を振って、盛り上げて面白い事を言わせて、最後に落とすというトークロジックを駆使しています。
あとは、誰も傷付けない配慮のあるイジりも凄まじいモノがあります。

この間、恋愛ドラマの話を熱心にしてたけど、自分も恋愛してるの?

実はこの間、同窓会であった男友達と意気投合して、連絡先交換したんですよー。

えぇ!?同窓会で昔の友達に会って、連絡先交換しよかってなんたんや!?
ほんまにドラマみたいな話やな!それでそれで、どうなったん!?

すぐにデートに行く関係になって、この間プロポーズされたんですよー!

同窓会で会ってすぐプロポーズまで行ったんか!すごいやないか!
でも君、過去に離婚経験あるんちゃうかったっけ?

それでも良いって、言ってくれたんですよー!

凄いなー!バツ1ってだけで引いてまう男も多い中で、それでも良いって言われる魅力ある女になったって事やな!

まぁ、厳密に言うとバツ2なんですけどね。

いやいや、バツ2個付いとったんかいなー!(ズテーン)
いや、実際にさんまさんがこんな事を言ってたかは知りませんが、このトークのポイントは5つ。
- ①話し手は、話が抽象的というか、下手。
- ②聞き手は、オーバーリアクションで食い付き、話を復唱する。
- ③興味津々にその次に「どうなったか」を質問する。
- ④離婚というNGっぽい話題を含んでいるが、遠回しに褒めていて嫌な気がしない。
- ⑤最後のオチは、相手次第。いずれにせよ、他の人に話を振る事で、話題が続いていく。
この例を見ると、別に面白い話題ではないですが、話し手の方は本当に気持ちが良いです。
上で、恋愛ネタはタブーではあるが、盛り上がりやすいネタでもあると書きましたが、こういう言い回しなら、不快にはならないですよね。
あくまで、さんまさんというキャラと天才トークがあって成り立つ部分もあるので、マネはなかなか出来ないと思いますが。
そして、どんな話にも必ず「興味津々」なスタンスで復唱する事。
相手の言葉を噛み締めるように復唱し、「そんでそんで!?」とか「で、で、どうなったん!?」といったように、続きを聞かせてくれ!という質問をする事で、話はどんどん膨らんできます。
この例でいうと、相槌をなくせばこんな話になります。
「この間、同窓会であった彼とデートして、プロポーズされたんですよー」
という、中身が良くわからない薄い話になってしまいます。
上手な相槌によって、話し下手な人でも抑揚とタメが生まれ、何だか凝った面白い話に聞こえるんです。
最後にオチがつけば良いですが、そこは運です。
さんまさんは、笑いに繋がらない場合は、早々に他の人に話題を振ります。
「そうなんやー、〇〇さんはどう思う?」みたいな感じです。
そこから、また新たな面白い話が生まれ、連鎖していきます。
飲み会マスターは、聞き手に回れと冒頭に言いましたが、この飲み会を空気を仕切っているのは、もはや自分ですよね。
自分ではわかりにくいかもしれませんが、あなたに対して皆は「面白い人」「頼りになる」「思いやりがあって優しい」という評価を下すでしょう。

実は、そんなに凝った面白い話をしていないし、人が言った事を復唱し、質問していただけです。
コツは、上司がいるならなるべく上司に多めに質問をする事、そして他の人には均一に話を振る事。
喋らない人が一人でもいると、場は盛り上がりません。
この話を引き出すロジックは、普段は大人しい人の未知の魅力を引き出す事も出来ます。
意外な笑いが生まれたり、新しい発見をする事も出来るので、オススメです。
とはいえ、急に間が出来て「気まずい」となった事はありませんか?
間を恐れない事が最も大事!
さいごに、これだけ伝えさせて下さい。
聞き手にまわる事は、楽だしメリットが多い美味しいポジションです。
しかし、間を恐れて空回りする事だけは避けるべきです。
会話に「間」というのは、必ず出来ます。
多くの人が、間を埋めようと無理矢理トークを繋げようとしがちですが、間を気にしてはいけません。
間を埋めようと意識すると、相手にも「なんか必死だな」とか「気を使ってるのかな」という風に、逆に緊張感を与えてしまい、フラットな話が出来なくなります。
聞き手に徹するコツは、間が生まれてもニコニコしながら待つ事です。
漫才や落語が面白いのは、「間」があるからです。その時間すら楽しみましょう。
絶対に他の誰かが喋り出すので、その後また便乗すればいいのです。
飲み会マスターになる事で、全てがうまくいく!
如何だったでしょうか?
私の記事は、自分の価値観を押し付ける面倒な上司そのものですが、ブログは嫌なら見ない事も出来るので、一人でも救われる人がいればと思い、あえて偉そうに書かせて頂きました。
飲み会をチャンスと捉える事で、大きなメリットを得られます。
会社内もそうですし、ビジネスにおいても円滑な人脈が築けるでしょう。
奥様がいる方には「飲み会ばっかり」と嫌味を言われるかもしれませんが、あなたが日々楽しく仕事が出来て、仲間から頼られる存在である事は、奥様にとっても何よりも幸せな事ではないでしょうか?
現代の日本社会は、ストレスにまみれています。
「飲まないとやってられない」のに、その飲み会が多くの人にとってストレスになっているという、皮肉な現実があります。
飲み会マスターこそ、今の日本に必要な存在なのかもしれませんね。
飲み会嫌い克服法のまとめ!
- 飲み会嫌いは、克服すべきである!
- 世の中は飲み会嫌い派の声が多数!だからこそ、飲み会に積極的になるべき!
- 飲み会嫌いを克服する方法は、メリットを知る事!
- いつもと違う自分を「演じる事」からはじめよう!
- 下ネタ・武勇伝などはNG!自分語りはせず聞き手にまわれ!
- 聞き手の3鉄則「大きなリアクション・復唱・質問」
- 「間」を恐れず利用する事が大事。

でも、せっかく盛り上がっても、次の日の朝会うと何か気まずいよね。
あの不思議な感情に名前を付けてみました。
「非日常と日常のホライゾン。」

なんだよそれ!
まぁ、確かにそれは飲み会あるあるだね…。
これにもコツがあって、上司は勿論、仲良くなった人に対して、次の日にチャットでも良いからお礼を言う事。
「昨日はありがとうございました。楽しかったです、また飲みに行きましょう」
長い文だと重いので、これだけで良いんだ。
話しやすくなるし、「礼儀正しい人」と思われる。
これを意外と皆してないんだよね。

なるほど、良いアドバイスだね!早速、実践してみるよ!
「昨日はありがとうございました、無茶振りで裸踊りさせられてたの面白かったです!」と。

んー、、そういう事は忘れたフリをしてあげた方が良いかもね。。
以上!
よっ!飲み会マスター!!
飲み会マスターって言う割には、全然飲んでないんじゃないのー!?
さぁ、飲んで飲ーんで飲んで!飲んで飲ーんで飲んで!!(イッキコール)