意識高い系がよく使う(実用的)ビジネスワード10選



もはや理解不能!意識高い系の人が使うビジネスワード集!個人的に疑問に思ったワードをランキング形式にしてみた!

最近良く聞く「意識高い系」とは?

あなたの周りに、無駄に意識の高い人はいませんか?

スタバでMacbook開いてドヤ顔している人とか、ホリエモンとか落合陽一を神のように崇めている人とか、イケイケのベンチャー企業に勤めていてFacebookのアイコンがスーツ姿の人とか。

はい、昔の私です。

「意識高い系」とは、元々はネットスラングです。

元々は、就活のアピールのために小難しい横文字のビジネス用語を使ったり、さして興味もないであろうボランティアに参加した経験をドヤ顔で語ったりする奴らを皮肉った言葉です。

今回は、そんな意識高い系が使う(実際に聞いた)ビジネスワードをランキングにしてみました。

ディスりたいという悪意もあるのですが、私がITベンチャー企業で働いていた時、本当に日常的に使われていて「?」となった順にランキングにしてみました。

そういった企業に就職予定の方には、ビジネス用語集みたいな感じでも参考にして頂けるかなと思っています。

「謙虚の心を忘れぬことである。素直さを失った時、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。」

by 松下幸之助

(意識高い系あるある・すぐ偉人の言葉を引用する)

 第10位・コンセンサス

取引先の決裁者との口頭で契約の約束を得た時、「契約のコンセンサスを得ました」みたいな報告をしていました。

今からド正論を言う。

「同意を得ました」でいいじゃん!!!長くなってるし!!!

 第9位・インフルエンサー

これは、乃木坂46の曲名になったりツイッターなどで普通に使われるようになって、今は普通に使っている人も多いのではないでしょうか。

拡散という意味ですが、病気の「インフルエンザ」のイメージが浮かぶので、すんなり入ってくるネットスラングですよね。

でも、上司から「商品を広めてくれるインフルエンサーと繋がれ」と言われても、何をしていいかわかりませんよね。

藤田ニコルちゃん的な存在が、すぐ周りにいればいいのですが…。

 第8位・コミット

これもライザップのCMでメジャーな言葉になりました。

営業の数字のノルマは「今月のコミット」と言われます。ノルマというと無理にやらされるイメージですが、コミットというと自己宣言みたいなニュアンスがありますよね。

「てめー、月初に〇〇円やるってコミットしただろうが!!」

という罵声が飛び交うワケです。

 第7位・アライアンス

同盟を組むという意味。

「こちらの新商品ですが、〇〇社とアライアンスを結び作りました!」

提携でよくね?簡単な言葉をあえてややこしい横文字にする意味はあるのだろうか…?

 第6位・エビデンス

「根拠」という意味。あるいは証拠。

あとで揉めないように、エビデンス残しておけよ、みたいな。

「え、海老…?」最初は戸惑う事請け合いのこの言葉。

でも、「証拠残しておけよ」と言うとちょっとキツく聞こえると思うので、これはアリかな?

と個人的には思う。

同じ系統で「カニバリ」もある。カニバリゼーション(共食い)の略で、同系統の商品が互いの売上を食い合う時、などに使います。

「か、蟹…!?」みたいな。

 第5位・アイスブレイク

直訳すると氷を砕く、ですが、実際は商談前等に雑談をして相手の心を開かせる、という意味。

これもイメージしやすく、実用的な横文字かなと思います。

「今日は暑いですね~!」「夕方から雨が降るらしいですよ!」みたいな。

天気の話題は絶対しろ!って上司から言われた事があります、誰にでも共通の話題になりますからね。

とはいえ、良い意味なのに冷たい印象の言葉ではあるので、個人的にはアイスブレイクではなく、「ハートウォーム」でもいいんじゃないかと思っています。

 第4位・グロス

これもよく使われる言葉!

最初はリップとかネイルをイメージしてしまうから「?」ってなった。

「総計」の事を言います。「グロスで幾らですか?」みたいに使います。

要するに「オプションとか消費税とか全部ひっくるめた値段は幾ら?」という意味。

「トータルで」とか「全部で」とかの言葉で問題はないと思うのですが…。

ちなみに、対義語で「ネット」という言葉もあります。

こちらは反対に「ネットは幾ら?」みたいな使い方をします。

ポテチで例えると、コンビニで売っている最終的な購入額が「グロス」

手数料とか税とかを含まない、じゃがいもとか包装袋の値段が「ネット」

という感じでしょうか。

 第3位・ステークホルダー

「利害関係者」という意味。

株主、取引先、エンドユーザー、従業員などこの会社に関わる全ての人々、みたいな意味です。

この「従業員」が入っているのもポイントですね。従業員満足度も企業価値を決める大切な要素。

しかし、「わが社はステークホルダーを幸せにします」みたいな事を公式ホームページに書いている企業は、大体ブラック(主観)

 第2位・PDCA

ピコ太郎でも、DAIGOでもないよ。

PDCAとは、Plan・Do・Check・Actionのそれぞれの頭文字をとったものです。

左から「計画、行動、評価、改善」という意味です。

PDCAサイクルと言うと、この4つの繰り返しの意味ですね。

このPDCAサイクルを続ける事により、必ず物事は良い方向に行くという理屈。

しかし「具体的に何してるんですか?」と聞いた時に答えられる人は僅かではないだろうか?

PDCAって、言いたいだけちゃうんかと。先輩風吹かすには、最高の言葉。

 第1位・マター

個人的に一番面白かった言葉で、1位にしました!

意味としては、「責任の在り所」という感じですかね。

トラブルや顧客からクレームが来た時、こんなやりとりが始まります。

「クレーム来たけど、これ誰マターよ?」

「〇〇さんマターです」

「おい、〇〇!ふざけんなよ!謝ってこい!」

「違いますよ、元々は開発部マターなので、そこは●●さんマターです!」

みたいな責任の押し付け合いが始まり、初めての私は(マターマター何の話だ?)となるワケです。

この世で最も醜い争いですよね…。

以上、実用的な意識高い系ビジネスワードランキングでした!

ジャストアイディアで書いた記事ですが、如何でしたか?

難しい言葉を使うより、誰でもわかる簡単な言葉で簡潔に伝える事が、

本当の意味で意識の高いスマートなビジネスマンなのかもしれませんね。



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